アートマガジン、『Républic des Arts Numéro.1』に掲載いただきました!

2024年2月20日以降より @japanartrepublic 発行の芸術の都パリ市内の書店、キオスク、一部の美術館で配本を予定しているアートマガジン、『Républic des Arts Numéro.1』に掲載いただきました!

2021年に芸術文化勲章を受勲されたARTEC協会のフランソワーズ・イカール会長が真心のこもった作品評論を執筆してくださっています⭐︎

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幸福をもたらす光
fleurie

fleurieはアートセラピーを実践するアーティストである。彼女の目的は芸術作品を創作し、それを患者に作ってもらうことだ。アートセラピーにはいくつかの流派があるが、そのひとつに、患者を色に浸すというものがある。私たちは純粋な色が心に影響を与えるということを知っている。例えばオレンジ色が支配的な空間に身を置くと、食欲がそそられる。

fleurieが見せてくれたのは『黄金の羽』と題された絵画で、2つの支配的な色は非常に薄い青と、基本的には黄色の濃淡で描かれている。クロモセラピーによれば、黄色は『活性化させ、刺激する』色であり、脳を熱中させ、明晰にし、幸福にするという。太陽光と解釈すれば、抗鬱剤として効果的だ。ここでは筆とアクリル絵の具を使い、水色の背景に踊る軽やかな羽を表現している。リラクゼーションとしての青の効果はよく知られており、精神的な疲労やストレス、不眠症を和らげるのに理想的だ。

私たちをfleurieのキャンバスの前に立たせることで、ストレスや憂鬱に打ち勝つエネルギーを与えたいと願っているのだ。しかし彼女の作品の興味はそれだけではない。アクリルで描かれたこのキャンバスは、渦を巻き、うねるような動きで遊んでいる。渦巻くようなグラフィックアプローチは、ゴッホの有名な『星降る夜』を彷彿とさせる。

多幸感、幸福感の源となるような絵画だ。非常に淡い色の使用は光の寓意であり、幸福をもたらすためにキャンバスに光を描くという画家の意図と相関している。
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ご縁をくださった代表理事 清水様、そして評論くださった、フランソワーズ・イカール会長、携わってくださった方々、とても素敵な機会をいただき感謝しております。ありがとうございました。

エネルギー溢れる貴重なアート本です♡

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